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"インセプション"…何回見てもやっぱり衝撃的 [映画]

日曜洋画劇場で放送されていた「インセプション」やっぱり傑作。

本当は映画館で見たかったのだがついつい見そびれて、レンタルで見て腰抜かしてブルーレイまで買ってしまったので改めて見る必要もないのだが、見始めたら余りにもの面白さについつい見入ってしまった。

何が見事ってあの念入りに作り込まれたストーリーが凄い。脚本家はどれだけうまい嘘をつけるかが才能の分かれ目だと思うが、その点クリストファーノーランはピカイチ。夢の中に入ってアイデアを盗むなんて良くある夢オチではあるが、妙に説得力があるのはやはりクリストファーノーランの手腕なんでしょうね。

セットを回転させて床と天井を反転させたりワイヤーで吊って無重力感を出したりスーパースローとか、手法自体は昔からあるものだけどちゃんとストーリーと絡んで必要性が出ている所が新しい。クリストファーノーランはCGを使わない事で有名だがこの映画はどこまでがリアルで作ったのだろうか。

そして前にも書いた唯一の不満点…サイトーの正体。結局最後まで某大企業の社長と言う設定のままだったが、社長と言えども1民間人が国際指名手配のディカプリオの犯罪履歴を消し去るなんてさすがに無理がある。実はサイトーは某国の工作員(それが米国でも日本でも良いが)だったと言うヒントだけでも付けてほしかった。さすがのクリストファーノーランもここだけは忘れたのか、それともラストの空港でサイトーが電話をかけていたと言うことから推測しろと言うことか?

そして次回はあの「ダークナイト」これもブルーレイを持っているのだが見ちゃうんだろうなきっと。
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