結局見ちゃいましたよ三谷幸喜版オリエント急行殺人事件 第2夜。
いや〜見事な「THE "蛇足"」なんでこんなもの作っちゃったんだろうなぁ三谷幸喜。
「オリエント急行」の緊迫感が全て台無しなんじゃこりゃ。
忠臣蔵を出してくるって…とほほ。
まぁ普通のドラマとして見れば悪くはないのだがクリスティファンとしては許しがたし。
第1夜で終わっていれば名作になったのに。
クリスティを超えられるなんて大それた事を思ったのか三谷幸喜。
そしてこれも蛇足だが…「八木ちゃん良いなぁ(*^_^*)」。
2015-01-12 23:45
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三谷さんはおそらく原作が好きすぎて原作に対する幻想的なものを壊したくなったんじゃないですかね。
そんな良い話というか、感傷に浸る話ではないと。
二夜のように復讐だけではなく、実際は殺人計画を楽しんでしまっている部分が犯人達にはあったのではないか、ポアロは苦しい決断をしたみたいにかっいいものではなく偽善者的な部分があったのではないかと。
言わば計画殺人を犯した人達と許してしまった人達を認めて固定しないようにわざわざ裏と表を描いた。
殺人を犯したのに良い話、感動話で終わる作品があるけどやっぱり普通の常識ある人間ならそういう事はしないし、するような人達はどこかおかしな人達なんじゃないかと。
特に最後の幕内くんに我々でまた敵討ち
的なものをやりましょうと言わせそれに釘を打ったのがだめ押しですね。
by お名前(必須) (2015-01-14 18:12)
コメントありがとうございます。
私は本格派推理小説は単純にトリックに騙されたサプライズを楽しみたいので、社会派推理小説みたいな背景や主義主張はいらないと思うんですけどね。まぁクリスティがサプライズのネタを出し尽くしちゃったので、現在の推理小説はそう言った背景を売りにするしか無いのですが、クリスティの小説、特にオリエントだったら犯人当てのサプライズだけで十分だと…思うんですがどうでしょう。
犯人側の事情とかは置いておいてパズルを解くように誰がどうやったかと言うだけの推理小説が好きなんです(最近めっきり無くなってしまいましたが)
by コトロ (2015-01-14 22:27)