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BDAVのブルーレイ作成試行錯誤 [パソコン]

今回もビデオ編集の調査記録、相変わらずマニアの独り言。

前回、Final Cut Pro Xで編集した映像をBDAVフォーマットでブルーレイに焼く方法を何とか見つけたわけだが、ここでもやっぱり問題点が…。

最終的にはBDMVで作成したブルーレイをVAIOでBDAVに変換したわけだが、これをブルーレイデッキで見ると標準より1レベル高い画質で記録されていると表示される。標準で録ったほぼ同時間のファイルに比べて、ファイルサイズが倍になっている。要はビットレートが倍でH.264圧縮されていると言う事。どこでこうなったのか分からないが、VAIOでBDAVに変換する際にやたらと時間がかかった(記録時間の倍くらい)ので、恐らくVAIOでBDAVの圧縮をする際に一旦デコードして再エンコードが実行されている模様。全く余計な事を…。

それじゃ作成したファイルを一旦ブルーレイデッキにダビングして、これを標準モードにレート変換する設定でブルーレイにダビングし、再度このブルーレイのファイルをブルーレイデッキにダビングあぁ面倒くさい。デコード、再エンコードが2重にかかる事で画質劣化が発生するのが気になるがこれで何とか…と思ったらレート変換してブルーレイにダビングしたファイルが何故かコピーワンスになっている何で!

画質劣化した上にコピーワンスのファイルじゃ使い物にならん、と言うわけで再度色々と調べる。何とかToastでBDAV記録が出来ないかとメーカーに問い合わせたら、あっさり「無理です」との事ガビーン。どうやらMacでBDAVフォーマットでブルーレイに焼くソフトは存在しなさそう。仕方がないので、WindowsソフトでBDAVフォーマットで記録できるソフトを探したのだが、これもなかなか見つからない。Premire、Encore、Vegas、等々のメジャーなソフトを探したがどれも皆BDMVで記録されてしまう。

何とか探した末にTMPeg EncシリーズのどれかのソフトでBDAV記録が出来るらしいが、圧縮まで含めて出来るかMacフォーマットを読めるかが不明。う〜ん、どうも無理っぽい。何でこんな基本的な事が出来ないのか、と徐々に腹が立ってくる。

取りあえず現時点では編集したファイルをDVデッキ経由でダビングするしか手段は無さそう、結局元のままダメじゃん。やはりブルーレイでの編集環境はまだ整ってないという事か、仕方がないのでもう少し様子を見てダメならDV経由の方法に戻す事にしよう。

あぁ本当に何とかならんのか。いっそ自分で圧縮、ライティングソフトを自作するか?