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イタリア 2023 5日目午前[ローマ終日フリー] [旅行]

本日はローマで終日フリー、昨日計画していた経路に沿ってブラブラと歩いてみる。

朝食はホテルのブッフェ、メストレのホテルのベーコンも美味しかったがここのホテルのベーコンも美味しい。
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本日の予定はスペイン広場スタートだが、明日のバチカンの予習を兼ねて地下鉄で行ってみる。8:00頃にホテルを出発して案内板に従って地下鉄の改札に行くと切符売り場にコインを入れたり出したりしながら声をかけている人がいる…これが噂に聞いた切符の買い方を教えてチップを貰おうとしている人だろうか。取りあえず運賃の1.5€はコインで用意してきたのでスルスルッとチケット購入、多分ここで迷っていると声をかけられるんだろうが迷いなく購入できたので何も声をかけられず。

地下鉄は結構混んでおりスリに警戒していたが特に危険を感じる事も無くスペイン坂のあるSpagma駅で降りる、まぁ月曜日の朝なので通勤ラッシュと考えると東京より全然空いている。そのまま人の流れに従って地上に降りてきて多分こっちだろうと曲がっていくとスペイン広場が見えてきた。まだ朝早い時間なので空いていると思ったら、階段の中央を囲って赤絨毯を引いている何だこれ。
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どうやらスペイン広場を借り切って"ミッションインポッシブル"のイベントを開くらしい、いやお金かかってんな〜。一応脇の階段は通れるので上に登って下を覗いてみるが、イベントの準備しか見えない。まぁこれはこれで貴重なものが見れたと言う事で。下に降りてトレビの泉を目指して歩き出すが、すれ違ったアジア人グループがスペイン広場を見て「ワールドプレミア…的な」と言っている、あっ日本人。

トレビの泉は分かりにくい所にあると言うことでネットで見つけた案内に従って歩いて行くが、ここで合っている?と思うような人のいない細い路地を歩いて行くといきなり目の前にトレビの泉が現れる。
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本当は盛大に噴水が出ているはずだが月曜日の午前中は掃除をするらしく水は抜いていなかったが噴水が止まっていたのは残念、まぁこれも貴重なものを見れたと言う事で。しかし細い路地の先のちょっと開けた所にあるトレビの泉はなかなか見応えがある、ただの噴水でしょと思っていたが実際に来てみるとちょっと感動する。トレビの泉の前ではみんな写真を撮っていたが、香港の財閥の娘的なドレスを着た女の子(推定高校生くらい)がいたりする。

そのままパンテオンを目指して歩いて行く。途中巨大な建造物がありGoogleマップで調べると恐らくサンテニャティオ教会、まぁここは外から眺めるだけで良いか。そのまま進んでパンテオンへ、これまた巨大な建造物。
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中を見てみたい気もしたが、目の前の広場をグルッと回るくらいの大行列だったので外から見るだけで良いにする。横の塀に座って一休みするが、パンテオンは前はギリシャの彫刻みたいだが後は古代遺跡みたいなのが面白い。

そのままベネチア広場に向かって歩き出すが、途中掘り出し中らしき遺跡が見えてくる。Googleマップで見ると"アレアサクラ"と言う遺跡らしい。なかなか見事な遺跡だし後から調べたらカエサルが暗殺された場所らしいが、全然聞いた事がなかったし人もまばら。こんなのが普通にゴロゴロあるのがローマの凄い所。そのまま進んでジェズ教会の脇を通ってヴェネツィア広場へ、目の前にこれまた巨大なヴィットレオ・エマヌエーレ2世記念堂が見えてくる。
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その前にそろそろ疲れてきたので横にあるお店で水を買って飲む。前に2人ほど白人のお客さんが買い物をしていたのでその後に並んで会計をするが、会計のお姉さんが何やら謝っているあれ?買えないのか?…と思って聞き直してみるとどうやら待たせてすまなかったみたいなことを言っていたようだったのでオーケーオーケーを笑って会計を済ませる。ヴィットレオ・エマヌエーレ2世記念堂は入場無料の上に特段混んでいなかったので登って見る。上まで登るとヴェネツィア広場周辺が見渡せてなかなか良い景色、ビックリするくらい巨大な銅像もあり何もかもがでかい。そのままグルッと回ると裏側に行列が出来ている、有料の美術館とかの行列だろうか…と思って後から調べたらどうやら更に最上階に上るパノラマエレベーターの行列らしかった、そうと知っていれば並んで登って見たかったが残念。そのまま進むと珍しく無料のトイレがあったのでこの際にと入っておく。お兄さんがドアを押さえている横の個室が開いていたので入って良いかと聞くとここは女子トイレだと言われて慌てて出てくる。何だったんだろう…と思いながら男子トイレの個室に入って理由が分かった、このトイレ鍵がない。それでお兄さんは彼女なり奥さんなりが入っているのを開けられないように押さえていた訳ね、気にはなるがまぁ小の方なので手短に用を済ませてヴィットレオ・エマヌエーレ2世記念堂を出る。

そのままフォロトライアーノとフォロロマーノを眺めながらコロッセオに向かう。フォロロマーノの脇にチケット売り場らしきものがあるが誰も並んでいない、あれ?コロッセオとフォロロマーノは共通チケットでもの凄い行列になっていると聞いていたが。と思って聞いてみるとどうやらフォロロマーノだけのチケット売り場らしい、まぁコロッセオは諦めていたのでフォロロマーノだけ見ても良かったが取りあえずコロッセオを見るためそのまま進む。
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ようやくコロッセオ到着、確かに噂で聞いたようにもの凄い行列が出来ている。まぁここは外から見るだけで良いか…とフラフラしていたらいきなりチケットあるよとお兄さんに声をかけられる。無視しして歩いていたらどこから来たのと聞いてきて最後にはこれはプレゼントだよと言ってミサンガっぽい紐を手首に巻き付けてこようとする。ここで受けたらボラれると思いいらないいらないと言うがフリーだからと言って更に無理矢理巻き付けてこようとする、いやいや無料なわけないだろと暫く押し問答をした上でようやく振り切る。コロッセオの回りはこう言うのが多そうだったので早々に離れることにするが、今度は黒人のお兄さんがどこから来たのと言いながら近寄ってくる。これも無視して歩いていたら、すれ違い様にアフリカからかと言いながら背中をポンと叩いてくる。いやいやどう見てもアフリカからには見えないだろと心の中で突っ込みながら早々にコロッセオを離れる。

当初の計画ではここまでであったが、まだ12:00くらいだったので折角なので真実の口まで行ってみることにする。Googleマップを見ると間にパラティーノの丘があるためグルッと回って行かないとならない、まぁお散歩を兼ねて行ってみよう。暫く歩くとだだっ広い広場が見えてきた…後から調べたらチルコ・マッシモと言って古代の戦車の競争場だったらしい、どう見てもただの原っぱだが。この辺でさすがに暑いのと疲れてきたので道端の売店でジュースを買って道端に座って一休み。
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そのまま進んでようやく真実の口に到着。真実の口は思った以上に普通の小さな建物で、ここにあることが分かっていないと見過ごしそう。口に手を入れて写真を撮る人の行列が出来ていたが、写真を撮るだけなら横の道端から出来ると聞いていたので脇で眺めて写真だけ撮ってくる。
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今日見たかった所は一通り見終えたしそろそろ疲れてきたので一旦ホテルに戻ることにする。地下鉄かバスで戻れば早いのだが、地下鉄の駅は結構離れた所にありバスは路線がよく分からなかったので歩いて戻ることにする。まぁGoogleマップで見る限りそれほど遠くないしお散歩も兼ねていけばすぐでしょう…と思ったがローマの街は意外と起伏がある上にボコボコの石畳なので歩きづらくて思った以上に疲れる。ようやくホテル裏のサンタマリアマッジョーレ大聖堂が見えてきた所でさすがに疲れてきたのでアイス屋でジェラートを頂く。
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まだ14:00くらいであったが歩き回ってクタクタだったのでホテルに戻る。さすがにこのままホテルにこもっているのは勿体ないので少し疲れが取れたらホテルの近所を歩いてみようと思うが取りあえず今は少し休みたい。

Googleマップのタイムラインを見ると9.6km歩いたようだった、そりゃ10km近くも歩けば疲れるわな。普段は腕時計をしないが今回の旅行のために1,000円の腕時計を買って付けていたが、ホテルに戻って外したらクッキリと腕時計の所を残して日焼けをしていた。やっぱりローマの日差しは相当強いと言うことだろうか。それにしても普段見慣れているタイムラインが豪勢なことになっている、まぁタイムラインはかなり簡略化された経路しか表示してくれないのが残念な所だが。
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感覚としては新宿から渋谷まで歩いて、そこから青山方面を通って新宿に戻ってきたのと同じくらいか。そう考えると東京って街として大きい方なのだろうか。
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