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仕事のパソコンにRAIDカードを入れようとしたが… [パソコン]

今回は仕事のパソコンの話、なので長い割につまらないよ。

仕事でデスクトップパソコンとノートパソコンを使用しているのだが、ノートパソコンをメールやドキュメント作成と言った通常用に、デスクトップパソコンをドキュメント保存やシミュレーション実行用に使用している。一応バックアップは取ってあるのだが、デスクトップに置いてあるドキュメント類は10年以上前に作成したのが残っていたりするので用心のために二重に保険をかけておきたい。前に使っていたデスクトップPCは最初からHDDがRAID構成となっていたのだが、昨年末に買い換えた新しいデスクトップPCはそれがないためWindows10のソフトウェアRAIDにしていたのだが、時々アクセスにすごく時間がかかることがある。これはあれだな、ソフトウェアRAIDなのでアクセスに時間がかかると言う事だろう、更にHDDがクラッシュした時にソフトウェアRAIDだと通知が来なかったり交換が面倒だったりと言う噂があったため常々ハードウェアRAIDに交換したいと思っていた。

今回、仕事の谷間で少し時間があったのでハードウェアRAIDカードを購入してRAID構成の構築にトライしてみた。一応ダメ元で製造元のTSUKUMOにハードウェアRAIDが使えるか問い合わせた所、保証は出来ないが仕様としては使える可能性はあると言うことで早速AREAと言う会社のRAIDカードを購入。いそいそと、かつこっそり会社でRAIDカードの挿入を試してみる。

まずカードの挿入は問題無く完了、HDDケーブルのつなぎ替えも問題無く完了。アクセスランプを基板経由で繋げば基板に接続したHDDのアクセス時にもランプが付くと言うことだったので、つなげようとしたがソケットと端子のコネクタの数が違う。う~ん取りあえずそれらしいつなぎ方をしておけば良いか、ダメならランプが付かないだけだろうと言う事で取りあえず接続。さぁこれでどうだ、と言う事で電源ON。取りあえずアクセスランプは無事に付いた模様、最初の時点ではRAID基板に接続したHDDも見えていた気がするのだがRAID構成の変更などやっているうちに見えなくなってしまったあれ~。

最初見えていたはずなので認識していないことは無いと思うのだが…と思いコントロールパネルのディスクの管理を開こうと思ったら管理者権限がないため開くことが出来ず。一応テンポラリの管理者パスワードは貰っているので管理者としてディスクの管理を立ち上げれば動かせると思うのだが、スタートメニューから起動すると勝手に立ち上がって有無を言わさずユーザー権限で立ち上がってしまう。う~ん困った…と言う所で時間切れで諦めて帰宅。

帰宅してからディスクの管理を管理者権限で開く方法を検索してみる。どうやらコントロールパネルを立ち上げて、検索に「ディスク」と入れると管理者ツールが表示されるのでそれをクリックすると各種ツールが納められたフォルダが開くので、その中から「コンピュータの管理」を管理者権限で立ち上げれば良いらしい。なるほどなるほど…と翌日早速その通りに試してみると無事にディスクの管理画面が立ち上がる。見るとRAIDカードに接続したHDDは未マウントとなっているがちゃんと認識はしてくれているらしい、これをマウントしてフォーマットすれば良いのだな。と言う事で早速マウントしてフォーマット開始、ところが終了時に「フォーマットを完了できませんでした」と表示される。確かにディスクは見えるようになったがフォーマットされていないため中身を見ることが出来ないガーン。これはあれか、簡易フォーマットだったから悪いのか、正式なフォーマットなら見れるようになるのだろうかとちゃんとしたフォーマットを実行するがどうやら数時間かかるらしいのでその日は諦めて帰宅。

翌日、早速見てみるがやはり「フォーマットを完了できませんでした」と表示され同じくディスクの内容が読めなくなっているガーン。他のディスクはNTFSフォーマットとなっているのに、RAIDカードに接続したディスクはRAWとなっているRAWって何よ。色々調べてみるとどうやらディスク全体を管理する領域が壊れていてフォーマット自体がうまく出来なくなっている様子、解決するには物理フォーマットをするしか無さそう、いや物理フォーマットって何よ。どうやら物理フォーマットはディスク全体に0を書き込んで管理領域もデータ領域も区別無く全てクリアにするらしい、しかもWindowsのツールでは出来ないらしいガーン。仕方が無いのでそれらしいツールをインストールして物理フォーマットにトライ、ハッキリと物理フォーマットとは書かれていなかったがディスクに全て0を書き込むフォーマットというのがあったのでこれでいけるだろう、と思って開始するがこれまた数時間かかるらしいのでその日は諦めて帰宅。

翌日、今度こそは大丈夫だろうと物理フォーマットの終えたディスクを論理フォーマット…が結果は同じで「フォーマットを完了できませんでした」ガーン。う~んこれはもうお手上げ、もしかしたら色々やっている間にハードディスク自体が壊れてしまったのだろうか、と半ば諦めてRAIDカードに繋いでいたハードディスクを元のCPU基板に繋ぎ直してフォーマットを試してみる…とあっさり何の問題も無く完了、ディスクの中身も見れることになりました。これはもうあれだな、RAIDカードの不具合か相性の問題だろうと諦めることにするがメーカーサイトを見ると問い合わせ先が書いてあったので一応メールで顛末を書いておくってその日は終了。

翌日、メーカーから返事が来ておりフォーマットできないという症状はこれまでなかったので基板の不具合の可能性があるので送ってくれないかとの回答が。が、ここでふと気がつく…会社のパソコンは機密重視のために外付けのハードディスクは機種名やらなんやらを登録しないと書き込み出来ないようになっている。内蔵ハードディスクは登録なしで読み書きが出来たのだが、RAID基板は外付けのディスクと見なされ書き込み不可となっているのかもしれない。う~んフォーマットできないという症状もいかにもそれっぽい。RAID基板だと型番とか情報が分からないので登録も面倒だし何より理由を聞かれた時に納得の行く答えを出すのが面倒…と言うわけで色々やってはみたが結局ハードウェアRAIDカードの導入はシステム上ダメと言うことで断念、う~ん無念。

それにしても以前はOKだったデスクトップPCの管理者権限がダメになったおかげでフォルダの共有が出来ず、ノートPCで作成した資料をデスクトップへ送るときやその逆をするときにいちいちサーバーにファイルを一旦置いてからと言うのが面倒でたまらん。セキュリティ強化のために一律禁止にするというのはまさにセキュリティ担当者の無能ぶりを表しているのでは…と密かにむかつくが会社にたてついても仕方が無いので忘れることにしよう。
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