"LAMP" Live at "青山月見ル君想フ"

土曜日は友達に誘われてLIVEに行ってきました。

昔は「宝島」とか「Quick Japan」を情報源にしてマイナー音楽を発掘していたのですが、「宝島」はSPAみたいになっちゃったし、「Quick Japan」はお笑い情報ばかりだし（まぁそれはそれで面白いのですが）で、すっかりマイナーミュージックに疎くなっています…まぁオッサンになったからと言うのが一番の原因でしょうが。そんな訳で今回の「LAMP」もわたくし全然知りませんでした。友達が最近のお気に入りらしく誘われて予備知識0の状態で一緒に行ってきました。

会場は南青山の「月見ル君想フ」と言うライブハウス。南青山のライブハウスと言うと相当オシャレなイメージがあったのですが、まぁ外見はCAFE風でしたが中は普通のライブハウスでした（"普通の"と言うのは暗くて狭くてあまりキレイでないと言う事）。

音はブラジリアンのボサノバやサンバをベースにした、いわゆる昔で言う"渋谷系"をさらにコアにした感じ。フリッパーズやブリッジの延長線上にある感じがしたのですが、友達が言うにはトッドラングレンなんかの影響を受けていると言う事でしたそうかなぁ？メンバーは30歳前後の比較的若手ばかりでしたが皆演奏技術もうまくかなり良かったです。特にボサノバベースの割にドラマーがかなりカラフルなドラムを叩く人で、ベースも安定しておりリズム隊がしっかりしているため安心して聴き入ってしまいました。

お客さんは20代の若者が多かったですが、草食系な感じの人が多く落ち着いたライブでした。最近の音楽シーンは送り手側も受け手側も酷いのが多いと思っていたが、こう言うバンドが続いていて若い人たちが聴きに集まってくると言うのは嬉しいものよ。頑張ってくれよ若者達。

しかし40過ぎのオヤジには待ち時間入れて3時間立ちっぱなしと言うのはかなりキツイです。座ってみるライブもどうかと思うが、立ちっぱなしもキツイ…要はもうライブハウスに行く歳ではないと言う事か？