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2017年3月19日(日) ヨドバシでセミナーを受けてみる [写真]

本日はヨドバシでカメラのセミナーなど受けてみた。

自宅で使用しているNASのハードディスク容量が残り3%を切っておりさらに増える予定があるので、新宿ヨドバシにハードディスクを買いに行く。4万円くらいと結構お値段張るのだが、致し方ないと言う事で臨時支出を割り当てる事にする。でそれだけでは勿体ないのでパソコンやらデジカメやらを色々覗いていくと、ちょうどすぐにデジカメのセミナーが開始すると言う事で呼び込みをやっている。自分でも持っているソニーα7シリーズについてプロの方が解説してくれると言う事だったが、特にこれ以上説明を聞く必要もないので良いか…と思ったがどうせ他に予定もないので折角ならちょっと聞いてみるかと急いで戻ってくる。

内容はまずはα7シリーズのそれぞれのモデルの棲み分けから、まぁこれは十分分かっているので今更な話ではあるが。その後、実際の撮影時に使用するレンズや撮影方法について撮った写真を見せながら色々説明してくれる、これは結構嬉しい。プロは普段どんな機材を使っているのだろう…と思ったらα7RIIにいつもは16-35mmズームと55mm単焦点、90mmマクロの3本だけ持って行くらしい。特にほぼ16-35mm1本でスナップをこなしているらしく、時々変化を付ける時に55mや90mmを使うらしいが55mmは置いていく事も多いらしいなるほど〜。16-35mmでも好きな画角は28mm辺りと自分と同じくらいなのは嬉しいが、単焦点を使わずズームを使うのは28mm単焦点は安いレンズなのに16-35mmはF4ズームではあるが画質面で評判が良いのでこっちを使っている事なのだろうか。

画面端のネコにピントを合わせた写真を見せてくれて、普通こう言う写真を撮る場合はネコを中心にしてピントを固定した上でカメラを移動させて構図を決めるが、α7だと画面端までフォーカスポイントを移動できるので最初に構図を決めてからフォーカスポイントを移動させて撮ったらしい。そのために十字キーをフォーカスポイントの移動に割り当てているらしいが、そんな機能はなかったような気がするので多分フォーカスエリアをスポットにしていると言う事なのだろう。でも十字キーでフォーカスポイントを動かすのは結構面倒なのでフォーカス固定の方が速いと思うのだが…。それと同時にプロはマニュアルフォーカスが基本だと思っていたがAFも普通に使うんだというのがちょっと新鮮、いやマクロは全部マニュアルフォーカスで撮っていたようだが。

そんなわけで30分程度でセミナー終了、長すぎず短すぎずちょうど良い時間でした。しかしさすがプロの写真は素人が撮るのとは何かが違う…何が違うのだろうと気になったのだが、どうも夜景の写真が少し青みがかっており解像感と相まって近未来的なイメージを受けているような気がした。なのでセミナー終了後、ちょっと聞きたい事があるんだけど…的な顔をしていたら受け答えをしてくれた。聞いた所、やっぱりあの夜景の写真はホワイトバランスを変えて少し青みがかった色にしているらしい。それだけでなくそのプロの方が撮るスナップは少しくすんだイメージにするためにホワイトバランスを常に晴天下でも曇りの設定にするとかその時々に応じて変えているらしい。更に連作で写真を展示する時にホワイトバランスをオートにしておくと写真毎に微妙に色合いが変わってしまいJPEGで撮ると後で修正が効かないのでホワイトバランスはどこかのモードに固定にしていると言う目的もあるそうだ。ホワイトバランスはかなり雰囲気が変わるのでオートで撮る事はほとんどないとの事だったので、少し自分もそれに倣ってホワイトバランスを変えて撮ってみようかと思うがホワイトバランスって難しいんだよな〜。

しかし話を聞いていると90mmマクロが欲しくなってきた(16-35mmも欲しいと言うのは前からずっとではあるが、まだ28mm単焦点があるので我慢我慢)。今持っている50mmマクロも気軽に持ち歩けると言う点では良いのだが、やはり写りの点では90mmマクロには敵わないな〜。いや単にプロの撮影技術の違いなのかも。