W杯も終わっちゃいまして...

何だかんだと波乱の多かった2022W杯も結局アルゼンチン対フランスと言う順当な決勝戦となったが、ABEMAのおかげでこれまで以上に多くの試合を見れて満足。

しかし今回のW杯は色々な意味で節目となった大会だったのではないだろうか。これまで重要だと思われていたボールポゼッションや先制点と言うのが、ボールポゼッションが極端に低い日本がドイツやスペインに勝ったことで本当に意味があるのかと思われたり、先制点を奪われたが同点に追いついたり逆転したりと言う試合が多く本当に先制点が有利なのかと疑問になったり。

そしてこれまで頂点に立ってきたメッシとクリスティアーノ・ロナウドが恐らく今大会をもって退場（メッシは続けるとは言っているがさすがに...）となったり、それ以外にもクロアチアのモドリッチやポーランドのレバンドフスキ、ウルグアイのスアレスやベルギーのルカクなど恐らく今大会を持って引退しそうな選手がゾロゾロ。今大会活躍した選手で次の大会も活躍しそうなのはフランスのエムバペくらいなのでは（ブラジルのネイマールは微妙な所）。

またアマゾンプライムの画質の悪さからネットテレビに悪い印象しかなかったが、ABEMA TVが思った以上に画質が良くほとんど普通のテレビを見ているのと変わらない、アナウンサー気取りの素人がYouTubeみたいに実況するのかと思ったら地上波と同じくらいちゃんとしていたし。たまに動きがコマ送りになるところがあり気にはなったが普通の人はあまり気にしないのだろうな。大金をかけた割にリターンがそれほど多くなかったフジテレビやテレ朝に比べて、それ以上に大金をかけたABEMAはかなりリターンが多かったのでは...いや直接的な収益が多かったわけではないが認知度や信用を広げるという意味で。

オランダ戦の荒っぽい試合を見ていたのでアルゼンチンには勝たせたくないという気もしていたが、幼いころにスペインに移住してアルゼンチン人から同胞と受け入れられてなかったメッシがようやく名実ともにアルゼンチン人に受け入れられたのはそれはそれで良かったのかも...と普段冷静で上品なメッシが試合後に他の選手たちと一緒にはしゃいでいるのを見てたら納得。

日本代表も堂安のようなミドルレンジからでも思い切ったシュートを打てる選手が出てきたのは次回に希望が持てるというもの。という訳で次の大会が楽しみではあるが、次回はカナダ・アメリカ・メキシコの共同開催って広すぎないか。