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PS3 Media ServerでWMV再生環境の立ち上げ諸々 [パソコン]

QNAPのNASでPS3 Media Serverを動かして、NAS内のWMVビデオのサムネイルを表示させる事が出来ました。今回はその覚え書きです。

そもそも今回新しくQNAPのNASを購入したのはNASに貯めたブルーレイビデオファイルのサムネイルを表示させるため。それまで使っていたSONYのNAS…既にそんなものが販売されていた事さえなかったかのようにひっそりと消えてしまったが…では取り込んだビデオファイルのサムネイルがPS3で表示されていました。しかしいかんせん1TBしか容量がないためビデオが溢れてきたためバッファローのNASを追加で購入。ところがこのバッファローのNASはビデオのサムネイルが表示されないガーン。と言うわけで仕方なくビデオ用にSONYのNAS(1TB×3…3台も購入してしまった)、それ以外の写真や音楽データはバッファローのNASに保存。しかしNASが4台もありそれぞれに保存されているものが違うと言うのはどうにも使い勝手が悪い、いや容量が多くてビデオのサムネイルが表示されるNASがあれば全てが解決するのだが…。

と思っていたらどうやらPS3 Media Serverを入れるとサムネイル表示が可能となるらしい。と言う事で今回QNAPのNASを購入。4台あったNASがこれ1台でまとめられるようになり、ビデオファイルのサムネイルも無事表示できるようになりましためでたしめでたし。

しかしここまで来たらどうせならネットで拾った大量のWMVファイル(Windows Media Video)もサムネイル表示出来ないか…と思いWMVフォルダもdlnaで共有して見てみるとちゃんとサムネイルが表示されているおぉこれは便利。しかしよく見てみると多くのWMVファイルは最初の数秒間オープニングロゴが表示されるため、ほぼ全てのサムネイルがロゴとなっているガーン。PS3 Media Serverは何秒後のフレームをサムネイルとして生成するか設定できるのでこれをオープニングロゴが終わった時間に設定すれば良いのだが、これまた厄介な事にビデオによってオープニングロゴの表示時間がバラバラ。数秒で終わるものから1分近くオープニングを表示しているものもあるいやホント面倒。どうせなら今度はこれを何とかしようとWMVファイルの編集にチャレンジ。

まずはMacでWMVビデオを編集できるソフトを探して「Xilisoft Video Splitter 2」と言うアプリに辿り着く。フレーム単位で頭とおしりを切れるし、いくつかに分割されたファイルも1つにまとめてWMVに変換してくれる。何だ簡単じゃんこれで解決解決…と思ったら再生した画がおかしい。明るさと色のレベルの調整がうまく行っていないようで最近流行のデジカメのポスタライズとかの効果を付けたような画となってしまったガーン。他に何か良い手はないかと色々探してみるがどれも一旦別のフォーマットに変換してから編集してWMVに変換するものばかり。画質が劣化するのであまり多重変換はしたくないなぁ…と思っていた所、もしかしたらWindowsソフトで良いのがあるのではと気づく。そもそもWMVはマイクロソフトのフォーマットなんだからWindowsとの親和性は高いはず、きっと何かあるだろう。と思って色々検索するとやっぱり思った通り、ゴロゴロと編集ソフトが出てくる出てくる。

Windows Live Movie Makerと言うのが一番メジャーっぽい名前なのでこれを買えば良いのか、と思ったら実はWindowsにデフォルトで入っているソフトらしい。ホントか本当にうちのVAIOにも入っているのか、と思って探したらちゃんと入っていました。何かの時に買っておいたVAIOがこんな所で役に立つとは、と思いつつ編集をしてWMVを書き出す。が上下に黒帯が入ったビデオが出来てしまう。ああそうね16:9の設定にしないとならないわけね、と言う事で画面の縦横比を変えて再度WMVを書き出す。ところが出来た画像はMacで作ったのを同じ明るさや色がおかしくなった画ガーン。縦横比変換の時に明るさや色のレベル調整がうまく出来なかったのか、と思うが調整できる所はほとんどないので手の打ちようがない。

仕方なく他のソフトを探す事とする、まぁ色々あるようなのでどれか当たるでしょう。と言う事でようやく辿り着いたのが「Machete Lite」と言うソフト。WMVの頭とおしりをカットして、さらに分割されたビデオを1つにまとめて書き出してくれるし、何よりフリーソフトというのがありがたい。画がおかしくなる事もなくこれで万事解決。唯一の問題点はキーフレーム単位でしか編集が出来ないという事。通常ビデオの圧縮は前のフレームとの差分を元に実行されるのでどこかのフレームで切ると参照フレームがないため再圧縮が必要になる。しかし全てのフレームが前後のフレームを参照しているとどこかで再生エラーが起きた時に復帰できなくなるので通常は2、3秒に1フレームずつ前後のフレームを参照しないでそのフレームで完結したフレームを入れる事になっている。これをキーフレーム(まぁ専門用語で言うとIピクチャね)と呼んでいるのだが、どうやらこのソフトはそのキーフレームの区切りでしか編集できないらしい。まぁ頭のオープニングロゴを切るだけなので2、3秒のずれは良いとしよう、何より再圧縮がないため編集後の書き出し速度が圧倒的に速いというのも魅力的。

分割されたビデオのつなぎ目で削除されるフレームが出てしまうのでは…と言う不安もあったが今までの所、手持ちのファイルのほとんどは分割したビデオの先頭がキ-フレームとなっているようなので駒落ちもなさそう、いやちゃんと見たわけではないが。そんなわけで順次WMVファイルの編集中、しかし編集作業で一番時間がかかる再圧縮が一瞬で終わるのは助かるが片っ端から集めただけに数が多いので難儀中。と言うわけでめでたしめでたし。

と思ったらまた問題が。ほとんどのファイルはこのソフトで編集すればPS3で見れるのだが、いくつかのファイルは音声が再生されない何で!色々調べた所どうやらオーディオの圧縮方式によってはPS3で再生出来ないファイルがあるらしいあぁ面倒くさい。数は少ないとは言え音の出ないビデオでは使い物にならず、しかも最新のビデオに限って音が出ないものが多い。と言うわけでこれも色々調べて対策対策。

要はオーディオだけPS3で再生出来るフォーマットに再圧縮すれば良いわけであるが、どうやら同じような問題にぶつかった人がいたらしくネットで回答が見つかりました。真空波動研というソフトはいまいちうまく使いこなせなかったがこれはオーディオフォーマットを調べるだけなのでまぁ使わなくても良いでしょう。しかしこのページで設定まで細かく紹介してくれているWindows MediaエンコーダはMicrosoftから無料でダウンロードできるのは良いのだが、Windows 7用には新しいExpressin Encoder 3を使えとのこと。取りあえずダウンロードしてみたが設定などが違っているためここでも色々試行錯誤してみる。とは言うもののインポートでファイルを読み込んでビデオの設定をソース、オーディオの設定をwmaにしてエンコードしてみたらあっさりPS3で音が出るようになりました(1日間を空けたらすっかり設定を忘れ、ビデオの設定を忘れたため大量の音だけファイルが出来た時にはめまいがしましたが)。

そんなわけで大量のWMVビデオを粛々と編集中です。しかし折角の休日をこんな事で潰して良いのか、と思うのは精神衛生上よろしくないので考えないようにしている。
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