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マジックアワー…絶賛したアフタースクールと互角の出来 [映画]

通院の帰りに新宿によって買い物のついでに「マジックアワー」を見てこようと出かける。が段々面倒くさくなってきてまっすぐ帰って昼寝してようか…と散々迷うが何とか気持ちを奮い立たせて映画を観てくる。

いや参りました面白かったです。メインストーリーは「サボテンブラザーズ」みたいなもの(と言っても誰も知らないか)だが「蒲田行進曲」みたいな映画屋の意地みたいのも盛り込まれていて映画らしい映画でした。友だちの評によると「周りが芸達者ばかりなので妻夫木君と綾瀬はるかの下手さが目立つ」と言うことだったが妻夫木君以外と頑張ってたと思うよ。まぁ本気でふざけている佐藤浩一と西田敏行の前では太刀打ちできないのは仕方ないか。唯一のまともな常識人と言う損な役所のためでもあるが、綾瀬はるかだけが全然存在感なかったのが残念。寺島進と香川照之が嘘みたいに格好良かったです。

画面中央付近のみピントがあって周りがややぼやけていたシーンが結構多かったが、きっとこれって古い映画っぽさを狙ったんだろうな。昔のレンズって性能が悪くてこう言ったトンネル効果が出ちゃうんだよなそこまでやるとは三谷幸喜凝ってるな…なんて所に目が行くのは悪い癖だろうか。今回もちょい役で色々豪華な役者がチラッと出てくるが、毎回それが恒例になってしまうと止めるに止められなくなって泥沼になると思うけどなぁ。

先日見た「アフタースクール」とどっちが面白かったかと言うと…う〜ん難しい。方向性が全然違うので比べること自体無理があるか。青山劇場の大舞台と青山円形劇場の小舞台、天一のこってりラーメンと醤油味の東京ラーメン、みたいな違いなので好き好きかと。どちらにしろこの2つが今年のベスト候補なのは間違いないでしょう。映画の出来としては互角だと思うけど、個人的には東京ラーメンの方が好きなのでシンプルな分「アフタースクール」の方が好きかな。綾瀬はるかより田畑智子の方が好きだから…と言うのもあるが(^_^;)
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