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"ちはやふる 下の句" [映画]

GWももうおしまい、何もしなかったので最後くらいはとひっさしぶりに映画館に行ってきました。

折角の10連休であるにも関わらず、GWは結局どこへも行かずに近場をウロウロしただけで終わってしまった。折角なのでもの凄く久しぶりに映画を見に行ってみようとちょっと調べて見る。ハリウッドのアトラクション的映画は見る気がしないし、社会派の重い映画は気持ちも重くなるので見たくない、という訳で邦画の心地良い感じの映画を探す。この時期だと「ちはやふる 下の句」しかやっていない、う〜ん上の句を見ていないから話が分からないかもしれないが、予告編なりネットの記事なりで大体あらすじは見ているのでまぁ分かるでしょう…と言う事で渋谷まで出かける。

友人の感想によると上の句はまぁまぁだったが下の句はかなり良かったとの事。上の句は競技カルタ部を作って地方大会を勝ち抜く所までで、下の句はその後の全国大会なので盛り上がりとしては下の句の方が上なのかも、まぁ上の句見てないけど。いやでも面白かったですよ、傑作とまでは行かないまでもかなり良い線行ってました。特にカルタ大会のシーンは何が起こっているのか分からないほどの高速の札の取り合いシーンと逆にスーパースローで札を取り合うシーンが良い感じでミックスされており迫力ありました、ちゃんと役者もスーパースローでも表情の演技をしているし。

テーマとしてはカルタよりもカルタを通した友情の話なのでその辺にちょっと感情移入できなかったかも。絶賛していた友人は高校時代に体育会に入っていてチームでかなり盛り上がったらしいのでその辺の思い入れがあるのだろうが、私はこれまであまり団体競技で充実した試合をした事が無いのでその辺がちょっと。まぁ中学時代はテニス部で体育会ではあったが、あまり「ちはやふる」のような"個人戦こそ団体競技"的なものはなかったからねぇ。

マンガ原作と言うのもあるせいか、やや役者の演技が漫画的なのがちょっと気にはなった。やたら急に大声を出したり急に走り出したりと漫画的と言うかアニメ的と言うか。これは広瀬すずの問題なのか演出の問題なのか監督のせいなのか…それとも最近はこう言う演技が良しとされているのだろうか。松岡茉優はバラエティで見た時はもっとガチャガチャしていたが、この映画ではちゃんと格好良くなっておりその辺はさすが女優さん、広瀬すずより美味しかったかもしれない。色々盛り込みすぎてややテーマが散漫になっているような気がしたので、上の句・下の句合わせてもっとシンプルにした方が良かったような気もするが…とは言うものの、全体を通しては十分面白かったです、やっぱり見に行って良かったかも。

しかしビジュアル的に一番好みだった女優さんが広瀬すずでも松岡茉優でもなく、カルタ部のもう1人の女の子だったと言うのはやはり好みがずれているのか?
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