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"猿の惑星 創世記(ジェネシス)"…CGの限界か [映画]

本日は祝日、お天気は良かったがまだ少し肌寒かったので自宅でレンタルDVDを見て過ごす。本日の映画は公開時から気になっていた「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」。

旧シリーズ5作とティムバートン版、更にはテレビドラマの「猿の軍団」まで見ているが、最近正統派のSF映画が少ないのでちょっとだけ期待。とは言うものの使い古されたモチーフを何でまた今更…と思ったらどうやら本作のメインストーリーは「何故猿たちが知能を持って人類を支配するようになったか」。確かに1作目では何の説明もなかったし、旧シリーズでは結局タイムパラドックスで納めていたし。まぁウィルスだのDNAだとと言ったアイテムは使い古されたモノではあるが、フルCGの猿たちの動きは確かに迫力はあった。結局それがやりたかったのでは、とも思われる。

唐突に挿入されたイカルス号のエピソードが一体何のことだかさっぱり分からなかったが、どうやら1作目のチャールトンヘストンたちが乗った宇宙船がイカルス号と言う名前だったらしい。と言う訳で旧シリーズをかなり意識した作りになっており、名前だけであるが"コーネリアス"も出てきたし。アルツハイマー治療薬があんなに即効性があるのか?と言う疑問点もあるが、ストーリー的には破綻無くそこそこ面白かった。
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とは言うものの問題の猿のCG。一応シーザーは役者が演じていたようだがどうやらメイクはフルCGらしい。そして恐らくアクションもフルCG。やややり過ぎ感もあるにはあるが、やっぱりアクションシーンはフルCGの効果が出ており迫力はある。アップの表情も明らかに意識を持っている感がありうまくは出来ていた。が、ラスト近くのシーザーが怒りを露わにして暴動を起こすシーンは何故かやけに軽く感じられる。アップの時にあれほど微妙な表情をしていたシーザーがやけに単調な表情になっている、まるでアニメのよう。

旧シリーズで言うと第4作目に当たる本作ではあるが、反乱に成功したシーザーの存在感は第4作目の燃える建物をバックに勝利の叫びを揚げる猿たちを前に睨みを利かせるシーザーに遠く及ばなかったのが残念。やはり人間を感動させられるのは人間だけと言う事だろうか。CGで作った表情じゃ感動できないって事かね。

しかし夕食のついでに返却しようと思っていたが結局面倒になって冷凍食品で済ませてしまったので、明日会社帰りに返してこなければならないのが面倒っちゃ面倒。
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