ニコンからも微妙なミラーレス発表

PENTAXからそれはどうかと思うミラーレスが出たかと思ったら、今度はニコンからも微妙なミラーレスが…。

最近好調なミラーレスの流れに乗っかろうと言う事でニコンからも出したんだろうけど、肝心のセンサーサイズがさりげなく誤魔化されている。記事を詳しく読んでいったらCXフォーマットと言うこれまた新しいセンサーサイズを使っているのが端っこに小さく書かれている。しかも通常、センサーサイズはインチで表記する所を13.2×8.8mmと縦横のセンチで書かれている。今時、センサーサイズを縦横のセンチで表記するデジカメなんて見た事無いぞ。

13.2×8.8mmってAPS-Cやフォーザーズと比べてどうなのよと言うのがサッパリ分からん…と思ったらこれまた記事の隅っこに小さく「実撮影画角はレンズ焦点距離の約2.7倍」と言う記述が。APS-Cが約1.6倍、フォーザーズが2倍、と言う事はこのカメラのセンサーはフォーサーズより小さいって事？

画質やボケのキレイさはセンサーサイズの大きさによる所が大きいので、このニコンのカメラはコンパクトデジカメよりは良いがフォーサーズよりは落ちると言う事か？いやだからそう言う微妙なセンサーサイズはコンパクトデジカメと一眼の境目を曖昧にするだけで、消費者を混乱させる元となるのでメーカーとしてはやっちゃいけないと思うんだけどね。

そう考えるとAPS-CサイズでNEXを出したソニーの思想が一番正しい気がしてくる。後はデジカメ王者のキヤノンに期待。