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今更ながら「リンダリンダリンダ」購入 [映画]

ふぅ〜やっと1週間終わった。谷間の時期…と言うわけで全然やる気起こらず。11月中に作成しなければならない資料7枚を1週間かけてダラダラと作成する。1週間かけてたったの7枚…まぁリーダーのKさんには分かりやすいと褒められたので良かったがあまりにも仕事しなさ過ぎ。来週こそはもう少し…。

と言うわけで19:00退社。帰りに渋谷のQ-FRONTにより前から欲しい欲しいと思っていたこれを購入。

「リンダリンダリンダ」のDVD。映画自体は2年前の映画だがちょうど休職していた時期だったので2回劇場に行って見たのでそう言う意味でも思い出深い映画だったりする。起承転結のはっきりした正当派の映画ではないのでメジャーな映画賞には無縁だったが映画雑誌「映画芸術」の邦画部門で年間1位を取っていたり「キネマ旬報」の年間ベストテンで邦画部門6位を取っていたりする。ユルユルでダラダラな映画だが実は大好きだったりする。この年のベストは「メゾン・ド・ヒミコ」だと思うが「リンダリンダリンダ」もそれに負けないくらい良い映画でした。

ストーリーは学祭3日前に指を痛めたギタリストの代わりに香椎由衣がギターを弾き、たまたま通りかかった韓国人留学生のソンちゃん(ペ・ドゥナ)をボーカルにしてブルーハーツをやる女子高生バンドの話。が「本番に向けて頑張るぞ!」と言う熱血ものではなくみんな練習に遅刻するわスタジオに入っても好き勝手なことやってるわ暇さえあれば居眠りしてるわとストーリーはダラダラと進む。その割に夜中に学校に忍び込んでこっそり練習したりそのまま朝まで学校でごろ寝したりとやたら時間ばかりかける。誰かが「ラストが盛り上がらない」と言っていたが高校の学祭のバンドくらいで盛り上がる方が却って不自然、普通はお客さんも身内や知り合いばかりと言うのが実情だったりする。監督もそこら辺は十分分かっているのでリアリズムを出しながらかつそれなりの盛り上がりを持たせるストーリー作りに苦労したと言っていた。

香椎由衣、前田亜季、ペ・ドゥナの女優トリオに比べると「Base Ball Bear」の関根史織はやっぱり普通の女の子…まぁそんな所が却って好感ではあるが。でもやはり本職だけあって演奏シーンは彼女が一番格好良かったな。ペ・ドゥナに一目惚れして告白する高校生役で松山ケンイチが出演しているが当時は全然注目してなかった…最近になってようやく気が付いた。


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びっけ

こんばんわ。
えっ! あれは松山ケンイチだったのですか!
あぁ、言われてみれば、そうだわ!
この映画は、あの学園祭の、ちょっとダラダラしたリアリティ感覚が気にいっています。
意味も無く(その当時は必然性を感じていたのだけれど)、バタバタして、そのくせテンションは さほど高くなくて・・・。
私の体験してきた学園祭の雰囲気そのままでした。

関根史織ちゃんの自然な演技? 私も好きです。(^^v
by びっけ (2007-12-01 23:47) 

コトロ

>びっけさん
niceとコメントありがとうございます。あのダラダラした雰囲気はまさにリアルな学祭の雰囲気ですね。私もこの映画を観る度に高校や大学の学祭を思い出します。高校時代は美術部と言うことで巨大な"松の屏風"を描きましたし、大学時代はお店をやりましたし、社会人になってからは友だちのツテで学祭でバンドをやりましたが、全部まさにあんな感じでしたよ。
この映画は松山ケンイチの他に小出恵介("のだめ"でオカマの真澄ちゃんをやった人)も出ているのですがどれが彼だったのか分からなかったです。関根史織ちゃんも良かったですがケガをしたギタリスト役で学祭の穴埋めで歌を歌った湯川潮音も良かったです。ポーッとしてるけどさすがは本物のミュージシャン。
by コトロ (2007-12-02 21:48) 

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