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「戦争のはらわた」サムペキンパー [映画]

世間一般にはあまり知られていないのかも知れないがこの映画大好きなんです。

しかしこの邦題は何とかならんのか。原題は「Cross of Iron」…"鉄十字章"と言う戦争の功労者がもらえる勲章のこと。叩き上げの軍人のジェームズコバーンの小隊に戦果を挙げて勲章をもらうことしか考えていないプロシア貴族のマクシミリアンシェルが上司として赴任してきて衝突を繰り返すと言うストーリー。舞台は第二次世界大戦末期のドイツ軍…と言うわけで戦争映画と言ってもひたすら撤退と敗走の繰り返し。

サムペキンパーは暴力シーンに定評がありますがこの映画の演出は見事です。戦場のシーンを短いカット割りの繰り返しとスローモーションの適用で独特の映像に仕上げてます。最初に見た時はその手法にすっかりはまり「わらの犬」「ワイルドバンチ」と立て続けにレンタルして見ました。彼の映画としてはマックイーンの「ゲッタウェイ」が一番有名なんでしょうけど私的にはこの映画が最高傑作だと思います。凄いなぁこれ…と思ったらネタ元を見つけました「西部戦線異状なし」です。小説としても有名ですがこの映画の戦場シーンがまた凄いんです。ペキンパーはこのシーンを参考にしたのだろうか。
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DVDは出ているはずなのに、無いものは無いと言われる渋谷TSUTAYAでもVHSしか置いてない。しかも借りたは良いが古い映画だけあってテープがボロボロ。大好きな映画なのでどうせなら買っちゃおうかなこんなマイナーな映画だったらブルーレイにもならないでしょうし。と思ってamazonを見たら既に廃盤になって中古品はプレミアが付いてる。元々は4,000円程度だったのが中古で12,000円以上で売られているガビーン。う〜んさすがにここまでは出せないなぁ中古DVD屋を探してみようか。やはり欲しいものは欲しい時に買っておけと言うことか。
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