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めがね [映画]

「かもめ食堂」が良かったのでこれも見たかったのだが気が付いたらあっと言う間に上映が終了してしまいDVDで見るしか無いか。と思っていたら気が付いたら別劇場で再上演していたので行ってきた。

"南の島に行ってノンビリすることで癒される"と言うのができない。どんなにキレイな所に行ってもどんなに海がキレイでも一人で行ったんじゃつまんないよ。沖縄や南の島を舞台にした映画と言うのは基本的に"島で癒される"と言う前提があるので苦手。O先輩の感想では「なんで島に来たのに癒されないの?癒されるために島に来たんじゃないの」と言う押しつけがましい感じがしたとの事だったのであまり期待しないで見たが意外と悪くなかった。確かに島の住民役の市川実日子の「なんで"たそがれ"ないの?"たそがれ"るためにここに来たんじゃないの?」と言うセリフがあったがむしろ逆説的に聞こえた。誰も彼も島に来たからって癒されるって訳じゃないのだよ。癒しを強制されても困るものと言うもの。
しかし良くある"南の島もの"映画と違って押しつけがましい感じがしなかったのは役者のおかげだろうか。登場人物の設定が説明されず結局彼と彼女はどう言う関係だったのか、彼女の正体は何だったのか…と言うのが最後まではっきりしないのももどかしいと言うよりそう言うものとスンナリ受け入れられた。それと「かめも食堂」もそうだったが食事のシーンが実に美味しそう。島の料理と言うと良くある郷土料理を思い起こすがこの映画ではバーベキューが出たり目玉焼きや鮭の塩焼きの朝食が実に美味しそう。昼食が軽かったと言うのもあり映画終了後速攻で夕食を食べに行った。まぁキレイすぎてCMみたいで現実感がないのは長所とも欠点とも言えると思うが。
と言うわけで「かもめ食堂」には全然追いつかなかったが思ったほど悪くはなかったのでまぁ満足。

それにしてもなんで"めがね"?


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