"爪先" オレスカバンド [音楽]
最近CMで見かけて気になっているバンド。それがこれ…"オレスカバンド"。公式ホームやWikipediaの情報によるとギター&ボーカル・ベース&ボーカル・ドラムス・トランペット・サックス・トロンボーンの6人で構成された中規模のスカバンド。全員女子高生と言うことでそれを押すために制服(らしきもの)で演奏しているのはそれはそれでなかなかカッコイイ。曲も良い曲だし何かのきっかけさえあればドカンと売れるかも知れない。
http://www.youtube.com/watch?v=gnSXKksY2Qc
しかし元祖は何と言っても「スカパラ」だよなぁ。爆風スランプや米米クラブにもホーンセクションはあったが、スカパラがいなかったらここまでホーンを全面にフィーチャーしたバンドは現れなかったと思うよ。しかし彼女たちの音楽はむしろ「スカパラ」よりも「レピッシュ」に似ている。女性だけあって「レピッシュ」の迫力には敵わないが女性ならではの所を生かせて行ければそこそこ売れるのではないだろうか。
しかし考えてみたら「イカ天」時代に日本の音楽は広がる所まで広がってしまった気がする。当時はとにかく人がやっていないことをやろうと言う気概がどのバンドにもありジャズやシャンソンやスカ・ケチャと言ったROCKとは繋がりの無かった音楽をROCKにmixtureしたり誰も知らない民族音楽を取り言えるバンドや誰もやっていないパフォーマンスが出てきたりとある意味刺激的だった時代。そんな良い流れを止めてしまったのが"X JAPAN"…広がりつつあった日本音楽会を"化粧系"でひとまとめにして観客を全部かっさらってしまった。もし"X JAPAN"がいなかったらもっと日本の音楽会は豊かになっていたと思うのだが、その代わり地下に潜った「フリッパーズギター」の残党がコアに日本音楽会の裾野を広げいているというのは良いことなのか悪いことなのか。
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